夢特急 |
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このお話は、常連のお客様「F」様から頂きました。
高校生の時に夏休みのバイトで配管工をしました。
配管工と言っても穴掘りと床下に配管を運ぶ作業を
メインでしたが・・・。
作業が三週間を過ぎた頃、地元が北九州で現場が博多。
事件のあった日には父親が腰を悪くしてしまったので
病院まで送ってからの出勤だった為、
電車で現場まで向かうことになってしまったのです。
北九州から電車に乗って博多までは特急で約30分。
普段の疲れがたまっていたせいか、
車内で寝てしまいました。
どこかの駅に着き、駅長さんが肩をポンポンと叩き
「お客さん!着きましたよ」と声を掛けられたので起きてみると、
なんと!終点の「西鹿児島」
九州の一番上から一番下まで行ってしまいました。情けない・・・。
当然その日は仕事に行けず、
次の日からのあだ名は「ドリーム」。
いまだにそこの社長からは「ドリーム」と呼ばれます。
ちなみに、その時見た夢は、
中山○穂と結婚式を挙げる夢でした。
信じがたい事ではありますが、本当の話です。
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