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気力−１０くらい |
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当社が請けた一軒家のリフォームでの事。
年末で各職人さんもお施主さんも忙しいわけです。 ワサワサした現場は人を殺伐とした心境にし、 私も必死に仕事をしてました。
廊下周りのクロス施工をしていた時、 玄関チャイムのスピーカーのある場所にさしかかりました。
ピロリロリロ〜ン ピロリロリ〜ン
・・・・とまぁ、この様な あちこちでよく聞くチャイムが鳴るのだろうと、 試鳴ボタンを押して見ました。 すると、
ナニョムニョモニョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン （本当にこんな音だった）
・・・文字で伝えるにはどうしても限界が有りますが、 とにかく酔っ払ったようなメロディーが 流れてきたんです。
それまでの張り詰めた現場の空気が 一瞬にして緩んだ瞬間でした。
一度緩んだ空気と言うものは、 中々締めなおす事が難しいもんで その後は半分ダレた状態になってしまいました。
でも、面白かったのでオーナーと二人で五回くらい鳴らして遊びました。
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