「零式」様の場合・・・・・
 

 

「前フリ」
 
去年ですかぁ。冬も近くなろうかと言う時期です。
当HPの副管理人と、とある夜景を見に行くなどと、
夜景スポットなど、カーナビで検索し、
土地感も無い場所を探し当てようと検索しておりました。
 
出先の現時点から。若干20kmの範囲の場所だったら移動しやすいとの事で、
 
 
 
HITした件数  たったの一件
 
 
 
これが後に思うと気味が悪いのですが、その時は特に気になりませんでした。
 
 
 
 
「時既に遅し・・」
 
今夜はあまり遅く帰りたくないとの事で、
カーナビの指示通り、道を進み目的地まであと10km以内あたり。
何か胸騒ぎはするものの、山道を登るようです。
 
そこまで民家も少なくなり、
山の峠道入り口は落ち葉の散らばる車両1.5台分程度の道幅でした。
峠道を上り始め、対向車も無くドンドン進んでいくと、隣で・・
 
 
「何か気配しない?」
 
 
「はぁ?」
 
 
「空気重いし、目眩する・・」
 
 
「マジ?黒?白?どっちの気配?」
 
 
「まだ見えない・・」
 
 
 
その時、目的地まで後・・・3km
 
 
 
「戻るかぁ?」
 
 
そう自分が言うのと同時に、目的地に到着。
だがしかし、そこに在るのは、丸太で土留めされた神社に続く階段と、
何かに押し倒された、赤錆色になったパイプの手摺だけが。。
しかも、くたびれたノボリが2本、片方は倒れかかっている状態。
何か呼ぶように静かにたたずんでいました。
 
 
「とにかく、早く戻って! 押さえきれないから!」
 
 
「おっ、クラッチ切れねぇ・・バック入ねぇょ・・」
 
 
「ギィー・・ッガッツン」
 
 
ギヤは入ったものの、あたりを見ると、さっきまで見えていた景色が、
暗闇に見え、あたりが確認できない。
 
 
「はぁー後ろ真っ黒で見えねぇなぁ・・」
 
 
それでも何とか方向を変え、普段気を使って運転している自分でも、
この時は、かなり本気モードで一気に峠を下っていきました。
 
この日はこのまま無事、帰宅しましたがぁ。。
 
翌日、話によると、後ろは見ないほうが正解だったようです。
しかも、この日行った場所をネットで検索した所、見事発見。
 

 

がぁしかし、現実見た景色とは全く違う事に気付き、
所在地、場所名、HP更新日など、調べたのですが、
その月の、しかも自分らが行った3日前の更新日でした。
HPでは、緑豊かな、石畳の階段と、綺麗な手摺、
しかもノボリもきちんと新しいものが風に靡いている様子です。
たった三日で、自分たちが見た景色のようになるのかと思うと、
どうしても現実、辻褄が合わない。
 

 

なぜ階段が丸太で土留めされた階段だったのか。
手摺も、何故。。赤錆色に、しかも何かが押し当たって変形してたしぃ。
ノボリも、裾はボロボロ。片方は倒れかかっていたしぃ。
 

 

見た景色はなんだったんだろう。。。
しかも「後ろ見なかったほうが正解」
更に「闇に覆われ、後方が確認できないほど。。。」
 
 
今でも考えるほど気味が悪いです。
 
 
 
 
 
※当HPの副管理人は霊能者では有りません。普通の人です。
 
 

 

 

 

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