| 「らび」様の場合１・・・・・「声」 |
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それは突然でした、
夜、
唐突に目が覚めるのです、
そして、何となく確信があります、
「来る」
次の瞬間、体が鷲掴みにされるように金縛りになります。
「うあー。体動かない、声でない」
プチパニックに陥っていた私、
金縛りは、
「脳が起きているのに体は眠っている状態」
なのだそうです、
自身そうなんだろうと思います、普段は、
あんなのが聞こえなければ、
「うふふ・・・」
耳元、吐息がかかる位の、数センチの距離で囁かれました、
若い女性の声です、
数年前の話なのですが、今でもはっきりその声を覚えています、
間違いなく「私」に向かって放たれた「声」だと感じたからです。
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