3度めの正直 |
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このお話は常連のお客様「キリンラガー」様から頂きました。
午後一時・・お昼休みが終わりました。
男性の社員が「四階のトイレ・箱に置き忘れです」
と携帯電話を持ってきました。
こう言っては何ですが、男子トイレ・箱(個室)では
財布を始め、様々なものが忘れられます。
私の個人的な統計上、男性は用を足すのに
ポケットに入っているものを出す習性があるようです。
話を戻しますが、四階男子トイレの携帯電話置き去り事件は
過去にもありました。
あれは〜・・と記憶がよみがえると同時に届けられた携帯が目に入りました。
ビンゴ!
私の記憶が正しければ、この携帯は過去2回届けられている。
しかも、昼休み後、トイレにあったと言う事で。
ハッキリ言って、この携帯がどこの誰のものか
私には想像がついている。
しかし、名前がついていない物に対して。
過去2回前科があるからといって(同じ条件、同じ機種だからといって)
連絡は出来ない。
だって、そうでしょう 。
男性が個室に入る時って勝負時でしょう。
夕方になっても「携帯届いていませんか?」の問い合わせは無い。
持ち主が電話をかけてくる可能性に賭けられるのは電池がある時間だけ。
前科者の携帯であってほしいような、当たってほしくないような、
複雑な気持ちで内線をかけてみた。
結果は・・・・・ビ ン ゴ
ぐちゃぐちゃ言い訳をしながら引き取りにきた。
人の習慣にとやかく言うものではないと思うが
この方、昼休みに勝負をするタイプらしい。
そして、過去3回、個室に携帯を忘れた実績を持ちます。
いつ何処で勝負をしようが、それは個人の自由です。
でも携帯電話を残すと足がつきますからね。
顔見知りに届けられるのって、ちょっと気まずくありません?
担当者の身になってくださいよ トホホ・・・
そして、よくよく思い出してみたら、
届けに来た男性も同じ人でした。
それって!?
人には習慣ってモンがありますからね・・・
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