現場確認・・3

 

このお話は常連のお客様「キリンラガー」様から頂きました。

 
 
 
 
なかなか明けない梅雨・・・
 
 
 
 
あぁ、何故そんなに降るの?
 
 
 
 
あれだけ言ったじゃない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大雨降ったらイカンって・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あの日も「大雨降ったら出動待機」状態でした。

まもなくお昼になろうとした時の事、清掃のオバチャンから出動依頼が来ました。

 
 
 
 
 
「1階男子トイレに来て下さい!」
 
 
 
 
 
現場確認出動!
 
 
 
 
 
・・・・・!!
 
 
 
 
 
天井からボタボタ・・・・・と雨が降っていた
 
床に落ちた滴は膝元まで跳ねてくる勢いだった。
 
 
 
 
 
 
個室を利用していたお客様が
 
 
 
 
「雨漏りかよ〜〜」
 
 
 
 
と頭を拭き々ご退出
 
 
 
 
すみませんね〜お取り込み中(笑)
 
 
 
 
 
即行トイレを使用禁止にして何処から漏れてるか確認が始まった。
1階とは言え、回り込んで来る事もあるし・・・懐中電灯で天井裏を照らすお手伝い。
 
 
 
 
 
「うぁ〜〜っ、ちょっと待った――」
 
 
 
 
 
天井に体半分突っ込んだ職人さんが叫ぶと同時に、またドドドーとが漏ってきた。
 
 
 
 
水もしたたるイイ男・・とは言い難い感じ。
 
 
 
 
脚立から降りてきた職人さんは一言
 
 
 
 
「2階の排水管が漏れてるんだよ!
使用禁止にするのは2階のトイレだわ」
 
 
 
 
 
がっくり肩を落としタオルで体を拭き拭き。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
つまり・・・ブツを流すと管から漏れるわけね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
職人さんと、さっき個室を利用してたお客様は上水ではなく
排水をかぶってしまったのですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
頭から○ん○や、お○っこを流した混合水をかぶってしまった訳ですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今回の出来事は、大雨のせいではなく、建物の老朽化が招いたものでした。
 
 
 
 
おかげ様で、地下から5階までトイレの配管のチェックが入り
使用頻度の高い2〜3階は致命的だと言う事が分かりました。
 
 
 
 
 
 
 
あぁ・・・かぶっちゃった人、ごめんなさい。
 
 
 
 
 
せめて2階で水を流したのが、モデルみたいにイイ女なら許せるかしら?
 
 
 
 
 
 
 
あ・・それって変態かな(爆)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

トップに戻る

目次に戻る

inserted by FC2 system